就職をし実家を出た姉から毎週のようにかかってくる電話。その電話の内容は主に仕事の愚痴である。働いている人の大概は会社を辞めたいと思ったことがあるのではないかと思う。ほとんどの場合は労働環境が大きな要因。高齢化が進む現代社会では、介護関係の人材が不足しているというニュースを見た。人材不足な上に、サービスに対しての需要が高くなっているということは、単純に考えて一人あたりの労働負担が増えるということになる。近年では過労死や過労による自殺など、痛ましいニュースが多くなっている。追い込まれて追い込まれて、過労死や自ら命を絶つ手段をとらざるを得なかったと思うと心が痛い。職種関係なく、サービスを提供し利益を得るということは簡単な事ではなく、生きていくためにはお金は必要である。しかし、命よりも大事なものはないと思う。私がそう感じたのは父が亡くなった時である。私の父が亡くなった時、相続などの話になり、出てくるのはお金の話ばかりであった。その時、｢お金なんていらないから、父に生きてて欲しかった｣と心の底から思った。亡くなった理由は違うけれど、過労死や過労による自殺でご家族を亡くされた方々もきっとそう思っているはずである。私が伝えたいのは、世の中には大事なものが沢山あるけれどやっぱり｢命｣がなければそれを守ることも、作ることも、楽しむことも出来ない。命より大切なものなんてない。
会社を辞めたいという理由
最近会社を辞めたいという人の中で辞めたいという理由がパワハラやセクハラなどのハラスメントという問題がすごく増えてきているなと実感しています。私は会社でハラスメントの対応を主に行っておりますが、毎日相談があり、ほとんどの方が会社を辞めたいと口にします。特にパワハラやセクハラを受けた人は心に傷を負ってしまうので特にそうゆう相談が多いです。私はいつも念のため多部署に異動するという提案を行いますが、実際私も以前の会社をパワハラで辞めているので会社を辞めたいという人の気持ちが分かり、引き止めたいとは正直思いません。会社辞めたいというと辞めたいといっている側が悪い、甘えだというような方も実際おり、辞めてしまうことの何が悪いのか正直わからない時があります。辞めたい理由が例えば、極端な話働きたくないからというような理由であれば辞める人が悪いとは思いますが、パワハラ、セクハラで辞める人に対して甘い、辞める側が悪いという概念はこれからの時代無くしていきたいなと思っています。そうゆう風に言われることを恐れて会社を辞めたくても辞めることが出来ないという人もいるので会社を辞めたいという人の意見も尊重してもらえるような会社が出来たらいいなと思っています。
会社を辞めたいという気持ち
会社を辞めたいという気持ちはどの年齢層でも感じるものですが、特に社会人になったばかりの若年層では感じることが多いです。よく言われるのが大学を卒業して4月に入社するものの、すぐに会社を辞めたくなって最初のボーナスを得られる6月に会社を辞める人が多いことです。また今すぐでなくても就職して3年以内に会社を辞めたいと感じる人も多く、実際に辞めてしまう人も多いです。このように若年層が特に会社を辞めたいと感じる理由としては、まず何よりも人生経験が少なく日々起きるトラブルに対しての適切な対処法がわからないということが挙げられます。その結果自分に能力がないと感じたり、あるいは切羽詰まった状況に耐えられなくなった結果会社を辞めたいと感じてしまうものです。また現在は少子化による労働人口の減少から、若年層は特に転職しやすい状況にあります。そのような状況では今の会社を辞めてもまた別の会社で仕事ができる可能性が高いことから、すぐに会社を辞めたいと思ってしまうのです。さらに現在はSNSにより他の会社で仕事をしている人がどのような境遇なのかについてわかる状態になっています。SNSで他の会社で働いている人の待遇がいいと分かった場合、今の会社で働くことに対して嫌気がさしてしまい会社を辞めたいと感じる人も多いのです。このように現在の若者は会社を辞めたいと思う理由が多くあり、実際に辞めてしまう人も多いのです。会社 辞めたい
会社辞めたいの勢い 